ヤマハ発動機は2月4日、『マジェスティYP250』などの前照灯(電球用電気配線)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのはヤマハ『マジェスティYP250』『YZF-R1』の2車種で、2009年5月13日~2013年7月10日に製造された4475台。
前照灯において、電球用電気配線の接続端子部の許容温度に余裕がないため、電球側の端子の熱により、当該電気配線の端子勘合力が低下することがある。そのため、そのまま使用を続けると、エンジンの振動等により前照灯がちらつくことがあり、最悪の場合、当該端子部が導通不良を起こし、前照灯が不灯となるおそれがある。
全車両、電球用電気配線を対策品と交換する。なお、YZF-R1は当該電気配線の対策品を装着するために、周辺部品も交換及び追加する。
不具合発生件数は33件で、市場からの情報により発見した。
事故は起きていない。