車種ラインナップの拡大を進めている日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティ。そのインフィニティが新たに、『Q40』と呼ばれるモデルを発売する可能性が出てきた。
これは1月24日、米国の自動車メディア、『CAR AND DRIVER』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「インフィニティが2015年モデルとして、Q40を発売する」と伝えている。
すでにインフィニティは、入門コンパクトカーとして、『Q30』を投入すると発表済み。また、新型日産『スカイライン』は、海外ではインフィニティ『Q50』として販売されている。このQ30とQ50の間を埋めるQ40とは、一体どんな車なのか。
同メディアによると、Q40は、『G37セダン』(先代日産スカイライン)の車名変更モデルになるという。インフィニティの米国部門は2013年8月、「2015年半ばまで、インフィニティQ50と、インフィニティG37セダンを併売する」と発表。2台は価格帯が異なるため、顧客のニーズに応える必要があるとして、併売を決めている。
同メディアは、「G37セダンからQ40への車名変更は、2014年内に行われる」とレポート。車格的に見ても、Q40はまさに、Q30とQ50の間を埋める車種として、顧客にアピールしていくことになりそうだ。