ルノー・ジャポンは東京オートサロン14に、フランスの高速警備隊仕様の『メガーヌルノー・スポールジャンダルムリ』を発表、20台限定で発売を開始した。
導入の背景について、ルノー・ジャポンチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさんは、「フェイズ1ではボディカラーにブルーがあったが、マイナーチェンジ後のフェイズ2では廃止になった。その後、ルノー・スポールから、少数でよければブルーを作ると話しがあったが、メガーヌのフロントフェイスが変更になるタイミングでもあり、カタログモデルにするには期間が短いかもしれないと考えた結果、限定車にした」と話す。
そこでブレンさんは、ブルーといえば、フランスの高速道路警備隊があるじゃないかと発想。「2009年のパリモーターショーで契約が結ばれ、『インプレッサ』からメガーヌルノー・スポールに変ったこともあり、この仕様を選んだ」と述べる。
しかし限定車のブルーは現在ジャンダルムリで使用されているブルーとは僅かに違っている。「現地で使用されているのはエクストリームブルーメタリックで、現在は廃止されたカラーだ。そこで、あくまでもイメージとしての限定車なので、ブルーロワという少し濃いブルーを選んだ」といい、「現在は日本向けに20台作られたのみで、本国でも作っていない」と語った。