トヨタ カムリ、衝突安全性向上で推奨リストに復帰…米有力消費者誌

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トヨタの米国主力車、カムリ
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米国の有力消費者誌、『コンシューマーリポート』は12月19日、トヨタ『カムリ』を2か月ぶりに、消費者への推奨リストに復帰させると発表した。

『コンシューマーリポート』は2013年10月、トヨタの3車種を「衝突安全テストの結果が悪い」として、消費者への推奨リストから外すと発表。この3車種とは、カムリ、『プリウスV』(日本名:『プリウスα』、『RAV4』。いずれも米国市場では、トヨタの販売の主力モデルだ。

『コンシューマーリポート』誌が、この3車種を推奨リストから外した理由が、米国IIHS(道路安全保険協会)が実施した「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の衝突安全テスト。IIHSのスモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、固定バリアに64km/hでぶつける。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだ。車両のメインフレームよりも外側に大きな衝撃がかかるため、厳しい判定を下されるモデルが多い。

このIIHSのスモールオーバーラップテストで、カムリ、プリウスV、 RAV4は、いずれも4段階評価で最低の「POOR」(不可)という判定。IIHSはトヨタの3車がスモールオーバーラップテスト時、ドアヒンジピラーやインパネが室内側へ大きく入り込み、ドライバーに残された空間が少ない点を問題視した。

その後、トヨタは最新生産分のカムリから、改良を実施。再び、IIHSのスモールオーバーラップテストを受けたところ、IIHSから4段階評価で上から2番目の「ACCEPTABLE」(良)評価を得た。

これを受けて、『コンシューマーリポート』誌では、カムリに対する評価を見直し、2か月ぶりに推奨リストに復帰させることを決定。同誌は、「トヨタは2013年12月16日以降の生産分から、カムリに改良を施した。購入の際、フロントガラスに2014.5の文字があるかどうか、確認して欲しい」とコメントしている。
《森脇稔》

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