【トヨタ アクア 試乗】快適性と静粛性に磨きかかる…島崎七生人

試乗記 国産車

2013年11月の改良で『アクア』はJC08モード燃費を37.0km/リットル(従来比+1.6km/リットル)に向上させた。ハイブリッドシステムの効率化を高めるなどした結果だそう。

試乗車は11色目の新色として加わった“ディープアメジストマイカメタリック”のボディ色。なかなか渋めの印象とご報告しておこう。Gグレードで、内装は従来からある「ブラックソフトレザーセレクション」。合成皮革ながら、ファブリック系とはひと味異なる、シットリと落ち着いた風合いのシートが特徴。“少し上質なクルマ”の味わいが実感できる。

カタログ上のスペックは変わらないが、走りは激変とまではいかないものの、快適方向に磨きがかけられた印象。とくに走行中のロードノイズなど、乗員の目の高さに立ち上がって感じていたノイズの量とボリュームは従来モデルより気にならなくなった。乗り味も硬さが薄れ、こなれた感触に思えた。

規定の時間枠内の試乗につき燃費の確認は別の機会となったものの、加速時のエンジン回転の上昇やCVTの制御など、パワートレーン系が、これまで以上に無理なく役をこなしている感触。初期型以来そうだが、ハイブリッド車であることを過剰に意識せず、普通の乗用車として気兼ねなく乗りこなせるのが持ち味になっている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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