23日までインテックス大阪で開催されている大阪モーターショーで、日野自動車は3号館「エコカーと暮らしの未来ゾーン」に『EVコミュニティバス コンセプト ポンチョ ミニ』を出展した。このEVコミュニティバス コンセプト ポンチョ ミニは、低床シャーシにコンパクトで丸っこい親しみやすいデザインのボディを乗せた定員11人の小型EVバス。全長4915ミリ・全幅1890ミリで乗用車を少し大きくした程度のサイズだ。各地の自治体が運行している市内循環コミュニティバスに最適という印象を与える。EVならではの静かさと滑らかな乗り心地が特徴。コミュニティバスの用途であれば1日の走行距離がほぼ決まっているため、走行距離も問題なく、運行コストを下げることができる。さらに、このEVコミュニティバスは後部ドアを開けると、車いす用のスロープを延ばすことができ、柔らかく滑りにくいコルクの床には車いすを固定するアンカーが設けられている。運転席の下にモーターと駆動系を搭載し、EVのリチウム・イオン電池は低床シャーシのラダーの間に搭載している。バスボディの他にも、低床を生かして酒販店の配達車などにも応用できるという。
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