メルセデスベンツが、新型『Sクラス』に採用した革新的技術、「マジックボディコントロール」。その凄さを表現したCMを揶揄する映像を、英国のジャガーカーズが製作し、話題となっている。
新型Sクラスのマジックボディコントロールは、フロントガラス上部の内側に装着されたステレオマルチパーパスカメラで、最大15m前方の路面の凹凸を検知。そして、四輪それぞれの油圧ユニットに供給されるオイル量を正確にコントロール。最適な減衰を可能にする連続可変ダンピングシステムとともに、完璧に近い乗り心地を実現する先進のシステムだ。
メルセデスベンツは2013年9月、マジックボディコントロールの凄さを、ニワトリを使って表現したCM映像を公式サイトで公開。現在では、再生回数が800万回に迫る人気となっている。
12月17日、ジャガーカーズの米国法人、ジャガーUSAの公式サイトでは、このマジックボディコントロールを揶揄する映像、『ジャガー対チキン』を公開。ニワトリを使った内容は、メルセデスベンツのCMにソックリ。ところがラストシーンでは、本物のジャガーが登場し、このニワトリを…、というストーリー。
ジャガーUSAは、「マジックボディコントロールだって? 猫(ジャガー)のような反射神経の方がいい」と、挑発的なコメントで結んでいる。