ダイハツ工業の堀井仁上級執行役員は12月17日、新型『タント』の累計受注台数が今月末までに8万台近くに達するとの見通しを示した。
堀井上級執行役員は同日、都内で開いた福祉車両の取り組みに関する説明会で新型タントについて「2013年度末までに5万台の受注を目標にしていたが、すでに11月末で6万台を大きく超え、今年末には8万台近くに達する予定」と述べた。
今回の全面改良で3代目となる新型タントは10月3日から販売が始まり、月販目標は1万2000台。発売から約2カ月間で月販目標の2.5倍の受注を得ている計算になる。
タントの納期について堀井上級執行役員は「グレードによって差がある」としながらも、「一番の人気グレード『RS』のスマートアシスト付きモデルで、だいたい2か月超はゆうにかかる状況」と述べた。