1-11月のVWグループ世界販売、4.7%増の868万台…中国は16.7%増

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フォルクスワーゲンの中国合弁、上海フォルクスワーゲンの主力車種
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは12月13日、11月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループ全体の総販売台数は、82万8600台。前年同月比は4.3%増と、引き続き前年実績を上回った。

2013年1-11月実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比16.7%増の296万台と好調。中国を含めたアジア太平洋地域では、15.1%増の329万台を販売する。

また北米は、前年同期比7.8%増の80万7800台。このうち米国は、4.3%増の55万7000台を売り上げた。米国での販売の主力は、北米専用セダンの『パサート』。

また欧州は、前年同期比1.3%減の336万台と、引き続き不振。このうち、西欧(ドイツを除く)は信用不安の影響で、0.6%減の170万台にとどまった。地元のドイツも、2.6%減の107万台と前年実績を割り込む。

2013年1-11月のグループ全体の世界新車販売台数は、前年同期比4.7%増の868万台。ブランド別では、フォルクスワーゲン乗用車部門が前年同期比3.4%増の540万台。アウディは7.4%増の144万台。シュコダは2.6%減の85万0700台と落ち込んだ。セアトは10.5%増の32万4500台と好調を維持している。

《森脇稔》

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