ホンダ シビック ツアラー、英国工場で量産開始

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ホンダの英国工場で量産が開始された シビック ツアラー
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ホンダは12月12日、英国スウィンドン工場において、『シビック ツアラー』の量産を開始した。

シビック ツアラーは2013年9月、フランクフルトモーターショー13で発表。欧州向けの『シビック』に追加設定されたワゴンモデルだ。

低くワイドで、空力性能に優れたシビック5ドアのフォルムを、さらに進化させたスポーティなデザインが特徴。広々とした室内空間を確保しており、荷室容量はC/Dセグメントでトップクラスの624リットル(VDA計測法)と、ワゴンならではの実用性を備える。後席を倒せば、最大1668リットルへ拡大。

新技術の「アダプティブダンパーシステム」を、欧州向けホンダ車で初めて採用。また、欧州市場で主流のディーゼルには、ホンダの次世代環境技術、「アース・ドリームス・テクノロジー」を導入した1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「i-DTEC」を搭載。

このエンジンはすでに、欧州向けのシビック5ドアと、『CR-V』に採用。シビック ツアラー用の「i-DTEC」は、最大出力120ps、最大トルク30.6kgmを引き出す。欧州複合モード燃費26.3km/リットル、CO2排出量99g/kmというクラストップレベルの環境性能を実現した。

12月12日、英国スウィンドン工場では、シビック ツアラーの量産第一号車がラインオフ。同工場では記念セレモニーが開催され、従業員が新たなモデルの出荷を祝福している。

記念式典には、ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドの西前 学 社長兼COOが出席。「シビックツアラーは開発、設計、テスト、生産を欧州で行う。シビックツアラーは、ホンダの欧州チームの能力を示している」と述べた。

《森脇稔》

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