欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの主力車種、『ゴルフ』。その新型モデルの販売が、世界的に好調なことが分かった。
これは12月10日、フォルクスワーゲンが明らかにしたもの。同社は、「12月中に、新型ゴルフの累計販売台数が50万台に到達するだろう」とアナウンスしている。
新型ゴルフは欧州で、2012年9月に発表。その後、同年12月から販売を開始した。累計50万台は、販売開始からわずか1年で達成した記録となる。
初代ゴルフは、1974年に発表。現在、世界五大陸、120か国以上で販売されている。またゴルフは、9年連続で、欧州のベストセラー車に君臨。地元、ドイツでは37年連続でベストセラーを維持している。さらに、新型ゴルフは間もなく、世界二大市場の中国と米国にも投入される予定。そうなると、今後の販売の一段の伸びが見込まれる。
フォルクスワーゲングループのクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は「ゴルフファミリーは増殖中。新型『ゴルフ ヴァリアント』を発売したのに続き、2014年には『ゴルフ スポーツバン』とEVの『e-ゴルフ』もスタンバイしている」と述べた。