【日産 エクストレイル 新型発表】デザインコンセプトは“継承と進化”

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日産・エクストレイル
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日産自動車は12月16日より、新型『エクストレイル』を発売する。そのデザインコンセプトは“継承と進化”だ。

同社グローバルデザイン本部プロダクトデザイン部デザイン・ダイレクターの秋山芳久さんは、エクストレイルの本質はタフ・ギアだとしたうえで、「第1世代は、当時クロカン時代で粗野なクルマが多い中、非常に都会的で、軽くシンプルなデザイン。しかし、使い勝手としてはギア感を持ったクルマだった」という。そして、第1世代を進化、深めたのが第2世代で、「この2つでエクストレイルのイメージは出来上がったと思う」と振り返る。

また、「2世代目のマイナーチェンジのデザインはビジュアル的にも、とても良いデザインだと思っている。つまり、四角いクルマとしてのエクストレイルが完成した」と秋山さん。そこで、3世代目では「また四角くつくる方向性はゼロではないが、コアに入りすぎてしまい、広がりがないと考えた。そこで大きく変えていこうということでコンセプトを“進化”とした」とコンセプトを話す。

“継承”については、デザインテイストとして、「フロントマスクの大きなXの文字をかたどったところや、ヘッドライトのLEDやリアコンビランプもXをイメージ(左右をつなげると小さなXの形になる)させるようデザインだ」としながらも、「エクストレイルの本質的なギア感を継承している」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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