最近のクルマの評価は、その半分以上が好きか嫌いかで決まるというのが僕の持論なのだが、今年はそうした評価では割り切れない部分が多く、選考に大いに苦労した。
増して、国産車と輸入車を全く同じ土俵で評価するというのだから、判断の基準も幅広くなってしまう。熟慮の結果が表記の配点なのだが、今年はこの配点しか無いと考える。
自分の一年間の総決算と云う点でもCOTYの選考は面白い。
ホンダ『フィット』:10点
VW『ゴルフ』:6点
メルセデス『Sクラス』:5点
マツダ『アテンザ』:2点
三菱『アウトランダー PHEV』: 2点
川上 完 │ モータージャーナリスト
1946年生まれ。カメラマンを経て自動車評論を始める。特にメーカー・ヒストリーや個々のモデルについての歴史的な記事を得意とする。趣味のミニチュアカー収集は40年以上のキャリアを持つ。集めた台数は不明。5台のクルマと共に新潟県越後湯沢に暮らす。