開催中の東京モーターショー13 ドコモブースでデモ展示している「ドライブネットインフォ」は、同社の「ドライブネットナビ」と組み合わせて、新しいカーテレマティクス+インフォテインメント環境を提供するアプリだ。
ドライブネットナビは、パイオニアが提供するスマートループなどのITSクラウドを利用したドコモのナビアプリである。展示しているドライブネットインフォは、12月中旬に無料ダウンロードが可能になる予定だ。主な機能は、スマートフォンによる渋滞情報や周辺情報の検索、予定表(Googleカレンダー)、SMSの送受信、メールの送受信、ニュースなどのチェックだが、これらの機能すべてを音声コマンドで操作できる。音声認識・応答にはドコモのしゃべってコンシェルが利用されるが、カーナビや車での操作にチューニングされたものだそうだ。
さらに、専用のスマートフォンホルダは、NFC対応で本体をセットすると(対応機種の場合)自動的にドライブネットインフォが起動されるようになっている。GPSアンテナと加速度センサーが一体となったセンサーユニットを外付けすればカーナビとしての精度を向上させることができる。ホルダとセンサーユニットは別売だが、ドライブネットナビ用のセンサーユニット(VICS対応)を持っていればそれを利用することも可能だという。