ホンダは11月20日、東京モーターショー13で新型軽乗用車『N-WGN』を初公開した。スズキ『ワゴンR』、ダイハツ工業『ムーブ』の二強が鎬を削るカテゴリーに挑むことになる。
だが開発責任者を務める本田技術研究所の人見康平主任研究員は「燃費以外で負けているところは何もない。乗ってみても、見てもらっても、広さでも、全然負けてないというか、全然勝負になっていないと思う」と言い切る。
人見氏は「軽枠なので競合より20cm長いとか30cm長いということはないが、乗って座ってもらって、インパネを見れば、同じ幅だけど全然広く見える。収納ボックスもいっぱいある。アームレストもちゃんと肘がおける。後席を一番後ろにすると『フィット』よりも広い」と説明。
さらに「営業マン方にみせたところ『燃費の問題はあるかもしれないけども、これ見せた瞬間にお客様は納得してくれます』といってもらえた。リアルなユーザーが何を求めているか、そこに対して全部あるので、絶対負けないというか、選ばれると思っている」と強調した。