三菱自動車の益子修社長は10月29日に都内にある本社で開いた決算会見後、報道陣の囲み取材に応じ、今後の経営方針について「今までやってきたことをぶれずにやること」とした上で、「PHEV(プラグインハイブリッド)を出したのは非常に良かった」と強調した。
益子社長は「今年のフランクフルトモーターショーで量産のPHEVが6車種もでた。ようやくヨーロッパメーカーが本腰を上げるようになってきた。フォルクスワーゲンは2018年にEVのリーディングカンパニーになると言っている。我々が言ってきたことをみんなが理解し始めた」と指摘。
その一方で「逆に競争上は非常に厳しくなる。ここは負けないようにしっかりやらないといけないと思う」と述べた。