ダイハツ工業のインドネシア子会社であるアストラ・ ダイハツ・モーター(ADM)は、ジャカルタモーターショー13に、計8台のコンセプトカーと、技術展示「アイラ テクノロジー」を出展した。
今回のモーターショーでは、「ダイハツはベストフレンド (Daihatsu Sahabatku)」をスローガンとして「コンパクト エコ モビリティ ベスト フレンド」をテーマに、スモールカーのリーディングカンパニーを目指し、日本で培ったクルマづくりと現地化を加速させてきた取り組みをアピールする。
『UFC2』は、2012年に出展した『UFC』の進化形となるコンセプトカーで、ADMが中心となってデザイン。ダイハツのスモールカー技術を活かし、運転しやすいコンパクトなボディサイズながら、7人が十分に乗車できる広い室内など、インドネシアでの生活に欠かせない利便性を両立した。
『CUV』は、スポーティな外観とバックドアの上下分割開きやリヤシートアレンジで生まれるリヤ空間の活用などで、多彩なシーンで活躍するクロスオーバーモデルとしている。
『D-R エステート』も、2012年に出展した『D-R』を進化させ、エレガントで独創的なスタイリングと素材にこだわった上質なインテリアに、660ccエンジンを搭載し、走りの楽しさと低燃費を両立している。
「アイラ ワールド」では、スポーツマインドをくすぐるエアロタイプの『アイラ GT』、オフロードもこなせる『アイラ クロストラック』と贅沢な雰囲気のあるワンランク上の『アイラ ラグジュアリー』と、3つのコンセプトで先日発売した『アイラ』の今後の可能性を訴求している。
『NC-Y』『NC-Z』は、インドネシア市場で好評を博しているアイラよりさらにコンパクト性を追求し、2つの方向性で発展させたコンセプトカー。『ミライース』で実現した低燃費・低価格を受け継いだアイラに、NC-Yは実用的で知的、NC-Zは躍動的で颯爽としたイメージを付加し、アイラの今後における方向性を示している。