テスラのEV、モデルS…オランダで欧州現地生産を開始

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オランダ工場で生産が開始されたテスラモデルS
  • オランダ工場で生産が開始されたテスラモデルS

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは8月22日、オランダ工場を稼働し、新型EVの『モデルS』の生産を開始した。

これまで、モデルSは米国だけで生産。オランダ工場はテスラモーターズにとって初の海外生産拠点となり、欧州市場での足がかりとなる。

テスラモーターズのオランダ工場は、北ブラバント州ティルブルフに完成。欧州全土への輸送効率などを考慮して、建設場所が決められた。同社によると、12時間以内に、欧州のあらゆる場所への部品供給を可能にするという。工場の敷地は1万8900m。

8月22日、オランダ工場からは最初のモデルSがラインオフ。オランダをはじめ、ベルギー、フランス、ドイツの顧客が自ら、車両を引き取りに同工場を訪れた。

テスラモーターズのブライアン・バティスタ欧州営業ディレクターは、「モデルSの欧州到着にとても興奮している。最初のオーナーのティルブルフ工場訪問を歓迎する」とコメントしている。

《森脇稔》

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