JVCケンウッドは8月19日、欧州のエレクトロニクス分野で最も権威ある製品賞のひとつである、EISAアワードの2013~14年度表彰において、4製品で各部門の年間最優秀賞を受賞したと発表した。
EISAアワードは、欧州映像・音響協会が最先端技術や優れた商品特長、高いデザイン性、コストパフォーマンスなどを兼ね備えている新製品を表彰。EISAの「ヨーロピアンアワード」は、欧州を中心とした世界の国々で、消費者や業界関係者にとって優秀の証とされている。
「インカー・ヘッドユニットアワード2013-2014」では、ケンウッド「DNN9230DAB」(海外モデル)がケンウッドとして5年連続で受賞した。同製品は、Wi-Fiを通して、インターネットラジオやYouTube、電子メールやFacebook、Twitterなどのソーシャルメディアを利用できる7型AVナビゲーションシステム。ネットワークを通じたテキスト・トウ・スピーチ機能や音声認識を使ってアクセスできるなど、安全性にも配慮している。また、米ガーミン社製のナビゲーションエンジンを搭載したほか、Bluetooth接続によるハンズフリー通話機能、欧州各国で採用されているデジタルラジオ規格に対応するDAB+チューナーを内蔵している。
そのほか、インナーイヤーヘッドホン「HA-FXZ200」がモバイルヘッドホン部門(「モバイルヘッドホンアワード」)で、ハイビジョンメモリームービー「GC-PX100」がカムコーダー部門(「カムコーダーアワード」)で、D-ILAホームシアタープロジェクター「DLA-X55R」がプロジェクター部門(「プロジェクターアワード」)で、それぞれ年間最優秀賞を受賞した。