フォルクスワーゲングループに属するチェコの自動車メーカー、シュコダは8月14日、『イエティ』の大幅改良モデルの概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。
イエティは2009年春、ジュネーブモーターショー09でシュコダの小型SUVとしてデビュー。全長4200mmのコンパクトボディに、ワイドな室内空間と高い機能性を追求している。
外観は、シュコダのアイデンティティの縦基調のメッキグリルの左右に、丸型ライトを配した個性的なフロントマスクが特徴。リアは垂直に切り立ったテールゲートを採用。室内は高めのシートポジションが、見晴らしの良さを実現した。
今回、シュコダは、イエティのデビューから4年半を経て、初の大幅改良を実施。フロントマスクはイエティの特徴だった丸型ライトを廃止し、表情を一新させた。フロントグリルも、最新のシュコダのアイデンティティを反映したデザインに変更。
フォルクスワーゲンから供給を受けるエンジンは、全7ユニット。中でも1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」の「グリーンライン」仕様の場合、欧州複合モード燃費21.7km/リットル、CO2排出量119g/kmの優れた環境性能を実現している。