ピレリタイヤの課題を抱えたまま走り出した2013年F1シリーズ。タイヤの影響もなくはないだろう。が、実力者は環境を言い訳にしない。今年もタイトル獲得へとひた走るベッテル×レッドブルがそれを物語っている。開幕当初から、レースごとに勝者が入れ替わる混戦模様と見られた今シーズンもおよそ半分が過ぎた。ここで改めて振り返ると、台頭してきたのはやはり、若さと強さを兼ね備えた王者ベッテルだ。ただ2013年後半戦、ベッテルがすんなりとタイトルを獲得しては物足りない。ライバルたちの奮起に期待したい。また、10月には鈴鹿にF1がやってくる。最高峰のモータースポーツを生で見る事が出来る数少ない機会となる。◆ピレリタイヤの傾向と対策マッサ「フェラーリF138は別の惑星に降り立ったようなフィーリング」2013年度版、F1ピレリタイヤの方程式◆開幕戦はライコネンの勝利でスタート【F1 オーストラリアGP】2013年開幕戦を制したのはライコネン【F1 マレーシアGP】レッドブル勢がワンツーフィニッシュ【F1 中国GP】優勝のアロンソ「プッシュしないレースなんてあり得ないよ」【F1 バーレーンGP】序盤の乱戦を制してベッテル勝利◆ホンダのF1復帰が待ち遠しい【F1 スペインGP】アロンソ、7年ぶりの母国GP優勝【ホンダ F1復帰】伊東社長「目標は勝つことだ」【ホンダF1復帰】実戦まで2年弱、今後の最大注目点はドライバー人事か◆トラブルの原因究明と、今後の安全に向けて【F1 モナコGP】優勝のロズベルグ「まるで奇跡」【F1 カナダGP】ベッテル「未勝利リストからカナダの名前を消すことができた」【F1 イギリスGP】タイヤバーストの恐怖のなか、ロズベルグ今季2勝目