クライスラー、米ジープ工場が累計生産500万台…21年で達成

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クライスラーグループの米国ミシガン州ジェファーソン北組み立て工場が累計生産500万台達成。ジープグランドチェロキーがラインオフ
  • クライスラーグループの米国ミシガン州ジェファーソン北組み立て工場が累計生産500万台達成。ジープグランドチェロキーがラインオフ

米国の自動車大手、クライスラーグループは8月13日、米国ミシガン州のジェファーソン北組み立て工場の累計生産台数が、500万台に到達したと発表した。

ジェファーソン北組み立て工場は1992年1月に稼働。ジープ『グランドチェロキー』の生産を開始した。2005年からは、ジープ『コマンダー』の組み立てもスタート。2010年末からは、ダッジ『デュランゴ』も生産車種に加わっている。

累計生産500万台は、同工場の稼働から21年で打ち立てた記録。記念すべき500万台目となったのは、最新のグランドチェロキー。シルバーボディの1台を、クライスラーグループは米軍とその家族の福利厚生を目的としたNPO団体、ユナイテッド・サービス・オーガナイゼーション(USO)に寄贈した。

ジェファーソン北組み立て工場では現在、およそ1100名を雇用。2シフト制を導入し、2012年には年間29万1403台を生産している。

クライスラーグループのスコット・ガーベルディング副社長は、「21年前、最初のグランドチェロキーがラインオフした。それ以来、この工場の従業員は常に努力を続けてきた」と語っている。

《森脇稔》

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