スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは8月1日、7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、7月としては過去最高の3万5994台。前年同月比は43%の大幅増で、20か月連続で前年実績を上回った。
車種別では、『フォレスター』が新型投入の効果で、7月の新記録となる9841台を販売。前年同月比は52.5%の大幅増で、5か月連続の前年実績超え。『インプレッサWRX』も、59%増の1471台と大幅増を維持する。
主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、7月としては過去最高の1万0456台を売り上げ、前年同月比は12.7%増と、4か月連続で増加。一方、『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は3142台にとどまり、前年同月比は5.4%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
また、新型『インプレッサ』(WRXを除く)は7月、5614台と7月の月販記録を更新。前年同月比は23.3%増と、2か月連続のプラス。2012年9月に投入された派生車種の『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)は、4636台と好調な立ち上がりが続く。
スバルの2013年1-7月米国新車販売は、前年同期比27%増の24万0591台と過去最高。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「スバルは過去5年間、販売を伸ばしてきた。我々は新たな記録達成に興奮している」とコメントしている。