英国の高級スポーツカーメーカーのアストンマーチンと、ドイツの高級車メーカーのメルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスベンツAMGは7月25日、技術提携を結ぶと発表した。両社の技術提携では、メルセデスベンツAMGが、アストンマーチンのために、V8ガソリンエンジンなどのパワートレインや電装コンポーネントを開発。これらを、次世代アストンマーチン車に採用する。また、メルセデスベンツを傘下に持つダイムラーは、アストンマーチンの株式の5%を取得。ただし、これは議決権を伴わないものとなる。なお、両社は今回、技術提携に向けた同意書に署名。正式な契約は、年内に行われる。メルセデスベンツAMGのオラ・カレニス代表は、「アストンマーチンと協力し、未来のスポーツカーにパワートレインや電装コンポーネントを供給することは誇り」とコメント。アストンマーチンの商品開発ディレクター、イアン・ミナルズ氏は、「我々はAMGを、このパワートレイン開発の過程の基礎として選んだ。メルセデスベンツAMGの技術が、アストンマーチンの次世代スポーツカーに搭載されるのは、いい知らせだ」と述べている。
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