米国の自動車大手、フォードモーターのロシア合弁、フォードソラーズは6月28日、ロシアにおける累計販売台数が100万台に到達したと発表した。
フォードモーターは1907年、ロシア市場に進出。1991年にはロシア市場に再参入し、販売網を築いた。2002年には、初のロシア工場が完成。2011年には、ロシア大手のソラーズと合弁契約を結び、現在はフォード『フォーカス』などを現地生産している。
記念すべき累計販売100万台目となったのは、フォーカス。フォードソラーズのサンクトペテルブルク工場からラインオフし、顧客に届けられた。フォーカスはすでに、ロシアで累計約60万台を販売。
ここ数年、フォードモーターのロシアでの新車販売は好調。2012年は13万0815台を販売。前年比は11%増と伸びた。フォーカスをはじめ、SUVの『エクスプローラー』や『クーガ』などの人気が高い。
フォードソラーズのテッド・キャニス社長兼CEOは、「ロシア市場への再参入以降、フォード車を支持してくれた顧客に感謝したい。フォーカスはロシアと世界で、最も愛されている車のひとつ」とコメントしている。