6月の米国新車販売、9.2%増…25か月連続の前年実績超え

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民間調査会社のオートデータ社は7月2日、6月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は140万4434台。前年同月比は9.2%増と、25か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが26万4843台を販売。前年同月比は6.5%増と、11か月連続で前年実績を上回る。シボレーブランドの主力小型セダン、『クルーズ』が、73.2%増の3万2871台と、3か月連続で増加。中型クロスオーバー車の『エクイノックス』も、前年同月比13.7%増の2万3645台と引き続き好調。

2位のフォードモーターは、23万4917台を販売。前年同月比は13.4%増と、11か月連続の前年実績超え。主力ミドルセダンの『フュージョン』が、0.5%減の2万4313台と後退。新型に切り替わった『エスケープ』は、0.7%増の2万8694台と、6か月連続で前年実績を上回った。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』は、23.6%増の6万8009台。

クライスラーグループは4位。その販売台数は15万6686台で、前年同月比は8.2%増と39か月連続のプラスを維持した。大型ピックアップトラックの『ラム』が、24%増の2万9644台。クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』が18%増の1万0609台と支持を集める。

日本メーカーのビッグ3では、3位のトヨタが19万5235台を販売。前年同月比は9.8%増と、2か月連続で前年実績を上回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、11.7%増の3万5870台と、5か月ぶりに増加。『カローラ』は0.7%減の2万6458台と、3か月連続のマイナス。『プリウス』は10.1%増の2万1079台と、2か月連続のプラスとなった。

5位のホンダは、13万6915台を販売。前年同月比は9.7%増と、4か月連続で前年実績を上回る。主力車の中では、『アコード』が9.5%増の3万1677台と、2か月連続で増加。『CR‐V』は2万6572台を販売し、前年同月比は14.1%増と、3か月連続で前年実績を上回った。『シビック』は、前年同月比8.1%増の2万9724台と回復。

日産は6位。その販売台数は10万4124台で、前年同月比は12.9%増と、4か月連続の前年実績超え。主力の『アルティマ』が2万6904台を販売。前年同月比は23.3%増と3か月連続で前年実績を上回る。小型セダンの『セントラ』も、10.7%増の1万0199台と、3か月連続のプラス。SUVの新型『パスファインダー』は208.9%増の8360台と、高い伸びが続いている。

《森脇稔》

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