ホンダの米国法人、アメリカンホンダは6月28日、2007-2008年モデルの『フィット』に関するリコール(回収・無償修理)情報を公表した。
今回のリコールは、米国仕様のパワーウィンドウの不具合によるもの。アメリカンホンダによると、雨などの水滴が運転席側パワーウィンドウのスイッチに入り込むと過熱し、最悪の場合、火災に至る恐れがあるという。
対象となるのは、米国で販売された2007-2008年モデルのフィット、14万3083台。アメリカンホンダは、「この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」と説明する。
なお、アメリカンホンダは対象車の顧客と連絡を取り、交換部品が用意でき次第、リコール作業に着手するとしている。