京阪電気鉄道は6月28日、2013年度の鉄道設備投資計画を発表した。13000系の増備を引き続き進めるほか、踏切や信号の更新、駅施設の改良工事などを実施する。総額は約73億円。
踏切対策では、踏切支障報知装置の新設や自動遮断機の更新などを実施する。また、2011年5月に複線高架化が完了した京阪本線淀駅付近の連続立体交差事業について、引き続き今年度中の事業完了に向け駅の工事と大阪方出入庫線の高架化工事を実施する。
車両については、2012年から導入を開始した新型車両の13000系を引き続き増備するほか、新型の自動列車停止装置(ATS)の車載機器の設置などを行う。6000系では車内インテリアの改装や車内案内表示器の搭載、車いすスペースの設置などのリニューアルを行う。