ホンダの米国法人、アメリカンホンダが6月20日、米国で発表した北米向けの新型『アコード ハイブリッド』。その燃費性能が明らかになった。
同じアコード ハイブリッドではあるが、日本仕様と北米仕様では、外観が異なる。北米仕様は、フロントグリルがコンパクト。一方、日本仕様は大型グリルが特徴で、メッキの装飾が強調されたデザイン。また、北米仕様のガソリン車と比較すると、現地向けのハイブリッドは、LEDデイタイムランニングライトやリアスポイラーを専用装備。アルミホイールのデザインも専用となる。
ハイブリッドシステムは基本的に共通。北米仕様も、アトキンソンサイクルの2.0リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」を搭載。これに、2個のモーターを組み合わせた新世代のハイブリッドシステムで、走行用モーターは最大出力169psを引き出す。
今回、アメリカンホンダは新型アコード ハイブリッドの燃費性能を公表。日本仕様はJC08モードで30km/リットルという低燃費が売り。米国仕様の燃費はどうなのか。
新型アコード ハイブリッドの米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地が20.8km/リットル、高速が19.1km/リットル、複合モードが20km/リットル。日本の30km/リットルには届いていないが、これは米国の走行パターンの違いや計測方法の違いに起因するもの。
アメリカンホンダは、「新型アコード ハイブリッドは、米国の中型セダンクラスをリードする燃費性能」と述べ、その高い燃費性能に自信を示している。