フォルクスワーゲンが米国で現地生産し、米国市場で発売している新型『パサート』(欧州や日本仕様とは異なる北米専用車)。同車のクリーンディーゼル搭載車が、エコランの新たなギネス世界記録に挑むことが分かった。
これは6月7日、フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカが明らかにしたもの。2013年モデルの『パサートTDI』を使って、全米48州8000
マイル(約1万2800km)を走破するエコランツアーに出発。「ハイブリッド車以外で、48州を最も低燃費で回る」というギネス世界記録の更新を目指す。
パサートTDIは、直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。米国EPA(環境保護局)高速燃費は18.28km/リットル。
運転を担当するのは、米のエコカーサイト、『cleanmpg.com』を立ち上げたWayne Gerdes氏ら2名。Wayne Gerdes氏は、「現在のギネス記録、28.86km/リットルを超える自信はある」とコメントしている。