【ボルボ V40 試乗】クラストップの商品力…河村康彦

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ボルボ・V40 T4
  • ボルボ・V40 T4
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このモデルの魅力は、まずはその独創的な内外装のデザインとその質感の高さにある。ボディが、標準設定の6色に加えて特別設定の7色。インテリアも、3種のシート素材と複数のカラーバリエーションが用意され、“自分だけの1台”を組み上げて行く事が出来るのが大きな楽しみだ。

エンジンはパワフルで、同じ1.6リッターターボというスペックの持ち主であるメルセデス・ベンツ『Aクラス』を圧倒する加速性能を発揮。

組み合わされる6速DCTは、シフトパドルが備わらないのが残念ながら、変速のクオリティでは「MT同等のダイレクトな伝達感と、トルコンATに迫るスムーズさの両立」によって高い評価を与えられる。

フットワークはやや硬質な乗り味ながら、常に接地性に優れ“走り”のポテンシャルは高い。今や紛れもなく、「クラストップの商品力の持ち主」であるのがこの1台だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

河村康彦
1960年生まれ。自動車専門誌編集部員を経て、1985年よりフリーランス活動を開始。現所有車はポルシェ・ケイマンS、スマート・フォーツー、VWルポGTI(ドイツ置き去り…)

《河村康彦》

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