4月のVWグループ世界新車販売、7.2%増の78万台

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フォルクスワーゲン パサート(北米仕様)
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フォルクスワーゲングループは5月17日、4月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループ全体の総販売台数は、78万4600台以上。前年同月比は7.2%増と、3月の0.2%増から伸びた。

2013年1-4月実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比18.4%増の102万台と好調。中国を含めたアジア太平洋地域では、16.5%増の114万台を販売する。

また北米は、前年同期比12.9%増の27万9900台。このうち米国は、11.6%増の19万3900台を売り上げる。米国での販売の主力は、北米専用セダンの新型『パサート』。

また欧州は、前年同期比3.9%減の121万台と不振。このうち、西欧(ドイツを除く)は信用不安の影響で、3.9%減の63万5900台にとどまった。地元のドイツも4.4%減の37万0200台と前年実績を割り込む。

2013年1-4月のグループ全体の世界新車販売台数は、前年同期比5.6%増の305万台。ブランド別では、フォルクスワーゲン乗用車部門が前年同期比5.3%増の191万台。アウディは6.7%増の50万3000台。シュコダは8%減の29万8000台と落ち込んだ。セアトは11.5%増の11万7100台だった。

《森脇稔》

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