米国の自動車最大手、GMが米国市場で発売しているプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。同車の次期型の価格に関して、GMのトップが興味深い発言を行った。
これは5月上旬、米国カリフォルニア州で開催されたフォーチュン誌主催のブレインストーム会議、「グリーン」に登壇したGMのダン・アカーソンCEOが明らかにしたもの。同CEOは、次期ボルトの価格について、「現行よりも最大で1万ドル(約100万円)程度引き下げたい」と話している。
現行シボレーボルトの米国ベース価格は、3万9145ドル(約400万円)。同クラスのガソリン車と比較して割高なため、累計販売台数はおよそ2万6500台にとどまる。
競合するトヨタ『プリウスPHV』は、米国ベース価格が3万2000ドル(約325万円)。次期ボルトの価格が1万ドル引き下げられれば、プリウスPHVを下回ることになり、価格競争力が大きく増すことになる。