4月のマツダ中国新車販売、15.2%減…13か月連続のマイナス

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マツダ、プレスカンファレンスのようす(上海モーターショー13)
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マツダの中国現地法人は5月3日、4月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万2353台。前年同月比は15.2%減と、13か月連続で前年実績を下回った。

マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。4月実績は、一汽マツダが前年同月比5.5%減の8289台。長安マツダは、29.9%減の4064台。長安マツダの方が、落ち込みは大きい。

マツダの中国新車販売は日本車に対する買い控えの動きが広がった影響を受け、前年実績に対して、9月35%減、10月の45%減、11月29.7%減、12月26.4%減と後退。2013年に入っても、1月16.1%減、2月24.7%減、3月25.2%減と、落ち込みが続いていた。

マツダの2012年の中国新車販売は、18万7087台。前年比は12.9%減と、2年連続で前年実績を割り込む。2013年1-4月実績は、前年同期比20.2%減の5万7588台。

マツダの中国法人の山田憲昭会長兼CEOは、「販売の減少が続いているが、今年後半は新型車の投入で、販売減を克服したい」と述べている。

《森脇稔》

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