日産自動車の米国法人、北米日産と米国ニューヨーク市は4月22日、EVの『リーフ』をタクシーとして試験導入するプログラムを開始すると発表した。
すでに、日産『NV200』(日本名:『NV200バネット』)が、ニューヨーク名物のタクシー、「イエローキャブ」に採用されることが決定済み。今回の試験プログラムでは、6台のリーフがニューヨーク市内でタクシーとして営業走行。ゼロエミッション車のタクシーとしての適応性などを確認する。
また、今回の試験プログラムでは、「CHAdeMO」をベースにした急速充電システムをニューヨーク市内に複数設置。80%の容量なら30分以内で充電可能なCHAdeMOを活用し、リーフタクシーの運用をサポートする計画。
ニューヨーク市のブルームバーグ市長は、「2020年までに、ニューヨーク市内のタクシーの3分の1を、EVにするのが目標」とコメント。日産自動車の商用車部門、ジョー・キャステリ副社長は、「ゼロエミッション車を普及させるというコミットメントに従い、タクシーのような商用ユースでも、EV導入の拡大を探っていく」と述べている。