BMW M6 グランクーペ、Moto GP のセーフティカーに起用

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BMW M6 グランクーペのMoto GPセーフティカー
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BMWの高性能車開発部門、Mの最新作、『M6グランクーペ』。同車が世界最高峰の二輪ロードレース、「Moto GP」の公式セーフティカーに指名された。

これは4月5日、BMWが明らかにしたもの。中東のカタールで開催されたMoto GPのカタールグランプリにおいて、2013年シーズンのMoto GPの公式セーフティカー、M6グランクーペが披露されている。

BMWは1999年から、Moto GPに公式車両を提供。ここ数年では、2011年シーズンが『M5』、2012年シーズンは『M6クーペ』が、Moto GPのセーフティカーを務めてきた。2013年シーズンのM6グランクーペは、BMWにとって、15台目のMoto GP公式車両だ。

M6グランクーペは2013年1月、デトロイトモーターショー13でデビューした4ドアクーペ。M5や『M6』と共通の直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボを搭載。最大出力560ps/6000-7000rpm、最大トルク69.3kgm/1500-5750rpmを引き出す。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「M DCT」。M6 グランクーペは0-100km/h加速4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、リミッターの解除が可能。最高速は305km/hとなる。

足回りには、ダイナミックダンパーコントロールや20インチタイヤを装着。Mカーボンセラミックブレーキも用意される。内外装はM流儀の専用デザイン。軽量化のために、カーボンファイバー製ルーフやCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製ディフューザーなども採用された。

なお、Moto GPセーフティカー仕様のM6グランクーペには、市販モデルに対して、フロントリップスポイラーやリアスポイラー、フラッシュライトなどが追加されている。

《森脇稔》

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