ヒュンダイとキア、米国で大規模リコール…合計約187万台

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ヒュンダイ・ソナタ
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韓国ヒュンダイモーターと、その傘下のキアモーターズ。両社が米国において、大規模なリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは4月1日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。ヒュンダイとキア車の合計およそ187万台について、リコールを行うと発表している。

今回のリコールは、ブレーキ系統の不具合によるもの。HNTSAによると、ヒュンダイとキア車には、ブレーキペダルを踏んでも、ブレーキランプが点灯しない車両があるという。

他にも、クルーズコントロール作動中、ブレーキを踏んでも解除できないケース、エンジン始動時のプッシュボタンスイッチの不具合、シフトロック機構の不具合、ESC作動ランプの不具合があり、ヒュンダイとキア車の合計約187万台について、リコールが実施される。

対象となるのは、ヒュンダイが『ソナタ』の2011年モデルや、『エラントラ』の2007‐2010年モデルなど6車種で、およそ125万台。キアが『オプティマ』の2011年モデルや、『スポーテージ』の2007‐2010年モデルなど6車種で、およそ62万台だ。

《森脇稔》

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