【ジュネーブモーターショー13】KTM、X‐BOW GT 発表…ウインドスクリーンが付いた

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KTM X‐BOW GT (ジュネーブモーターショー13)
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オーストリアに本拠を置くKTMは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『X‐BOW GT』(クロスボウGT)を初公開した。

KTMはオーストリアの二輪メーカー。同社初の四輪車が、2008年3月のジュネーブモーターショー08でデビューした『X‐BOW』(クロスボウ)だ。ボディサイズは全長3738×全幅1900×全高1205mm。ゴーカートを大型化したようなデザインが特徴だが、欧州の安全基準に適合する。

X‐BOWは、2シーターのオープンスポーツカー。車重わずか790kgの軽量ボディに、アウディ製2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」(最大出力240ps)を搭載し、超刺激的な走りが楽しめる。シャシーの開発と生産は、イタリアのコーチビルダー、ダラーラ社に委託。日本市場にも導入されている。

今回KTMは、ジュネーブモーターショー13において、X‐BOW GTを初公開。X‐BOWといえば、フロントウインドスクリーンやサイドガラスのない超スパルタンなスポーツカー。しかし、このX‐BOW GTでは、キャビンを取り囲むように、ウインドスクリーンが取り付けられた。

アウディ製2.0リットル直列4気筒ガソリンターボTFSIは、最大出力285psへパワーアップ。0‐100km/h加速は4.2秒、最高速は231km/hに到達する。ウインドスクリーンが装備されたことで、世界屈指のスパルタンスポーツカーも、最低限の実用性を手に入れたといえそうだ。

《森脇稔》

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