【MINI ペースマン 試乗】カントリーマンとは一線画す…諸星陽一

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MINI ペースマン
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MINIシリーズ7番目のモデルとして登場した『ペースマン』は、4ドアハッチバックの『カントリーマン』をベースとした2ドアモデル。

ただ2ドアにしただけではなく、ルーフやサイドウインドウ、テールランプなどのデザインを変更し、クーペのテイストを強調したモデルとなっている。

今回のペースマンには4WDモデルも用意されているが、試乗車は残念ながらFF。試乗グレードはクーパーSで、搭載されるエンジンは1.6Lのターボ、最高出力は184馬力。ミッションは6ATだったが、6MTのチョイスも可能となっている。

エンジンは低速からトルクのあるタイプだが、2800回転あたりからはグッとひと山盛り上がる感覚を味わえる。気をつけていないとわかりにくいが、慣れてくると見つけられる。ここがわかると運転がさらに楽しくなってくる。

サスペンションの設定は硬すぎず、柔らかすぎずいい。カントリーマンよりは車高も下がっているので、硬めのセッティングとなるはずなのだが、まったくそうした印象を感じることはない。しっかりと動きつつ、決まるところはピシッと決まるセッティングだ。

あまりワインディングのような場所を試乗することはできなかったが、ハンドリングはシャープで素直なもの。ミニのハンドリングを表すのに「ゴーカートフィーリング」という言葉が使われることが多いが、じつは先日ロータス『エキシージ』に乗ってしまったので、正直あまり“ゴーカート感”を味わうことはできなかった。

とはいえ、普通のセダンやミニバンなどから乗り換えたら、その楽しさは言うところなしのはず。クルマそのものの乗り味はもちろん、インテリアのスイッチやメーターなどあらゆる部分が、ワクワク感を演出する設定となっているのがミニのすごいところだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。
《諸星陽一》

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