ホンダは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『シビック ツアラー コンセプト』を初公開した。
シビック ツアラー コンセプトは、欧州向けのシビックに、将来追加設定される予定のワゴンモデルを示唆したコンセプトカー。現在、欧州仕様のシビックはハッチバックのみ。欧州で人気の高いワゴンを追加することで、ユーザー層の拡大を狙う。
外観は、2011年後半に発売された欧州仕様の9世代目シビックの基本デザインを踏襲。エアロダイナミクス性能を追求し、クリーンかつダイナミックなルックスを実現した。荷物スペースに関して、ホンダは「クラスをリードする容量」と自信を見せる。
なお生産は、ハッチバック同様、英国スウィンドン工場が担当。2014年の初頭、市販バージョンが欧州のディーラーに並ぶ予定だ。