ヤマハ発動機は、トリプルセンサーシステムを搭載した27型通勤・通学用電動アシスト自転車「PAS」の2013年モデル2機種を3月29日から発売すると発表した。
トリプルセンサー搭載モデルは今回の2機種を含め計5機種となる。
2013年モデルは、ペダルを踏み込む力を感知する「トルクセンサー」と車速を感知する「スピードセンサー」からなる従来のダブルセンサーに、ペダリングの速度を感知する「クランク回転センサー」を加えたトリプルセンサーシステムを搭載した。瞬時に、繊細に走行状況と乗り手の動きを把握、パワフルさは維持しながら、よりなめらかで快適なアシスト走行を実現する。
また、従来のバッテリー残量と車速のデジタル表示に加え、選択している走行モードごとにあと何kmアシスト走行できるかの目安を表示する機能も加えた新型メインスイッチを採用する。ボタンレイアウトも操作しやすくした。夜間の視認性に優れるバックライトも装備する。
PAS CITY-Lは6.6Ahから、PAS CITY-Sは4.3Ahからそれぞれ8.7Ahへ容量をアップし、アシスト走行距離を伸ばした。2機種ともに、ギアに合わせてきめ細かな制御を実現するS.P.E.C.3や長期製品保証など、これまでの特長はそのまま継承している。
2機種合計で年間3000台の販売を計画。価格はCITY-Lが11万3000円、CITY-Sが10万8000円。