【日産 ノート・アクシス 試乗】上質感と世界観は標準車とは別モノ!…島崎七生人

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こういうクルマを待っていた!といえる仕様が『ノート』に登場した。オーテックジャパンが手がけたスペシャルモデル『ノート・アクシス』だ。

何といっても注目なのは、標準車にはない“本革シート”が奢られる点。古く『バンデンプラ・プリンセス』や『ルノー5バカラ』のように、コンパクトカーながら内装にこだわった仕様だ。

実車は、これはもう申し分無い出来。タプッ!と厚み感のあるレザーの風合い、メイン部の自然なギャザー、パイピング、キチンとした縫製など、スペシャルらしい上質な仕上がり。おそらくサイド部や背面などは合皮だろうが、メイン部との色や質感の差もほとんどない。訊けば「エルグランド・クラスの本革を使っている」のだそう。標準車にも合皮+ステッチの仕様はあるが、『アクシス』の本革+パイピングは、上質でエレガントなムードがタップリと味わわせてくれる。表皮が変わったことで、シート自体の座り心地も標準車より向上している。

インテリアではほかに、専用木目パネルやドアトリムなども採用。抑えの効いたセンスで本革シートとのコーディネーションも完璧だ。

一方エクステリアは、専用デザインが起こされたフロントグリルやメッキのフロントバンパーグリルフィン、ドアハンドルなど、メッキをアクセントに。オーテック扱いのオプションで用意される15インチアルミホイールも、切削と黒色ペイントの表面を厚いクリア層で仕上げてある、上質で落ち着いたデザイン。ボディ色は撮影車のオーロラモーヴ(BP)ほか、ブリリアントホワイトパール(3P)、ブリリアントシルバー(M)が用意されているという。

大袈裟ではなく、標準車とは別格の、高品位な世界観が作り上げられたこと。目の肥えた上級車オーナーでも素直に「いいね!」と納得がいく仕上がりだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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