2012年12月に発表された、ジャガーのミディアムサルーン『XF』の2013年モデルは、新たに2リッター直列4気筒ターボエンジンと、3リッターV6スーパーチャージャーエンジンをラインナップ。それぞれダウンサイジングした小排気量エンジンとなった。
また、これらのエンジンには、新開発の8速オートマチックを搭載。従来の6速オートマチックと比較し、燃費の向上、排出ガスの低減、および、より、スムーズな加速を実現している。具体的には、より大きなギア比と均一化されたギアの間隔により、高速での燃費向上とスムーズな加速を実現。クイックなシフトタイミング(200ミリ秒)と、一気に複数段のシフトダウンも可能なため、ほぼ瞬時のうちに希望するギアを選択することが可能となった。そのほか、アルミニウム製ケースのリアデファレンシャルなどの軽量コンパクトなコンポーネントの採用により、軽量化と効率の向上を実現した。
価格は829万円(XF 3.0 プレミアムラグジュアリー)。