三菱自動車の黒井義博常務執行役員は2月5日に本社で開いた決算会見で、1月24日に発売した『アウトランダーPHEV』の受注台数が4500台に達したことを明らかにした。
黒井常務は会見で「プラグインハイブリッドEVは大変好調で、受注がすでに4500台きているということで今年度予定している分はすべて出てしまった。環境対応の技術、他の会社が持ってないようなものをきちっと売っていけば、我々としても十分展開はできる」と述べた。
また会見後、黒井常務は一部報道陣に対し「今のペースが続くと相当期待できるのではないかと思って楽しみにしている。そういう意味では嬉しい悲鳴」とした上で、増産対応に関しては「そこまで具体的になっていないが、そういうことも念頭に置かないといけないかもしれない」との考えを示した。三菱では当初、アウトランダーPHEVの2013年3月末までの販売目標を4000台としていた。