フォルクスワーゲンが1月14日、米国で開幕したデトロイトモーターショー13でワールドプレミアしたコンセプトカー、『クロスブルーSUV』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
クロスブルーSUVは、フォルクスワーゲンが近い将来、北米で現地生産し、北米市場へ投入する新型SUVを示唆したコンセプトカー。フォルクスワーゲンのラインナップでは、『ティグアン』と『トゥアレグ』の中間に位置するミッドサイズのクロスオーバー車だ。
パワートレインは、プラグインハイブリッド。直噴ターボディーゼルの「TDI」エンジンに、2個のモーターと、デュアルクラッチの「DSG」トランスミッションを組み合わせる。
システムトータルで、最大出力305ps、最大トルク71.4kgmを発生。0-96km/h加速は7.2秒で駆け抜ける。二次電池は、蓄電容量9.8kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大23kmのゼロエミッション走行が可能。
ボディサイズは、全長4986×全幅2014×全高1732mm。大柄なボディの中には、3列シートが配置され、最大7名が乗車できる。十分なスペースに最高レベルの快適性が追求された。
フォルクスワーゲンの北米戦略において、重要な役割を担うクロスブルーSUV。デトロイトモーターショー13でのワールドプレミアを含めた同車の映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。