【オートモーティブワールド13】SIM-DriveがシトロエンDS3を選んだ理由

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1月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催されているオートモーティブワールドに展示された、SIM-Drive開発のEV(電気自動車)「シトロエンDS3エレクトラム」。なぜDS3を選んだのかについて、同社インホイールモーター開発部部長・開発監の熊谷直武氏に伺った。

「PSA(プジョー・シトロエン)は、同社の先行開発車事業第2号に参加しています。その関係が今回展示した車両に発展しました。DS3を選んだのは、コンパクトなボディでありながら室内空間を犠牲にしないコンバージョンであることをアピールするためもあります。昨年1月にはナンバーを取得しており、走行試験も行っています」

今回はSIM-Driveのアイデンティティであり、熊谷氏の肩書きにもあるインホイールモーターを採用していない。しかしドライブシャフトは使うものの、減速ギアを用いないダイレクトドライブであることは共通であり、インホイールモーターで培ったノウハウが投入されているという。

「現在は左右のモーターの制御は共通ですが、将来的には独立制御も可能だと考えています。リチウムイオン電池はフロントに3/5、リアの燃料タンクの場所に2/5の割合で搭載しています。コンバージョンEVで問題になるのは、ABSやESPなどの電子制御デバイスですが、PSAの協力のおかげもあり、パワートレインとの融合を達成しています。充電は日本のチャデモ方式に対応しています」

ブラックのボディにライトブルーのアクセントというカラーコーディネイトはシトロエンが担当。インテリアはセンターパネルに設置された液晶コントロールパネルが、オリジナルと大きく異なる点だった。
《森口将之》

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