富士重工業の吉永泰之社長は1月15日、トヨタ自動車との共同開発車『BRZ/86』の派生モデルの展開をトヨタと協議中であることを明らかにした。
吉永社長は同日都内で開いた会見後、一部報道陣に対して「おそらくしばらくは大型の共同開発というのは無いと思う」としながらも、「無いというのは今あるBRZ/86をどう今後展開させていくか、そういったことを今も両社の間で協議をしている」と述べた。
さらに「派生車みたいなものをというご要望、例えばアメリカではオープンカーとか、ものすごく頂いている。せっかくあれだけヒットしているので、まずはそういうことの中のいくつかを取り組む。それが一番順当なことだと思う。そういう方向になっていくだろう」との見通しを示した。