ホンダは14日、デトロイトモーターショー13で『アーバンSUVコンセプト』を発表。伊東孝紳社長は「2017年3月、世界販売600万台をめざす」とした上で、「2016年末までにグローバルコンパクトシリーズを年150万台以上生産する」ことを明らかにした。
アーバンSUVコンセプトは、『フィット』のレイアウトをベースとした小型SUVのコンセプト。フィット、そしてセダンの『シティ』とは兄弟車にあたるモデルとなる。北米では次期『フィット』同様、2014年に稼働予定のメキシコ工場での生産を決定しており、2014年に販売を開始する。日本では北米に先駆け2013年に発売、日本を皮切りに世界の市場に投入される。
ホンダはこのグローバルコンパクトシリーズをもってオペレーション改革をおこない、グローバル販売の底上げを図る。
伊東社長は「将来は小型車が鍵になる。アーバンSUV、フィット、シティ、これらグローバルコンパクトを世界の市場に投入していく。2016年末までにグローバルコンパクトシリーズを年間150万台以上生産する計画。ホンダはグローバルスモールカーのリーダーであり続ける」と抱負を述べた。