【レンジローバー 新型発表】最重要視した車体サイズとプロポーション

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ランドローバー・レンジローバー
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ジャガー・ランドローバー・ジャパンから発表された新型『レンジローバー』のデザインは、先代のデザイン要素に新たにモダンな解釈を与えることで誕生したという。

そう話すのは、ジャガー・ランドローバー・ジャパンマーケティング・広報部ディレクターの作田昌子氏。「つまり、一目でレンジローバーだとわかる一方で、アイコン的デザインを大胆に進化させています。前後左右、そして、真上から見たシルエットは従来モデルとほぼ同じです」という。しかし、「全体的には滑らかな面による構成となり、Cd値0.34とレンジローバー史上、最も優れた空力特性となりました」

作田氏は、「このクルマをデザインするにあたって、最も重要視されたことのひとつに、車体サイズとプロポーションが挙げられます」と述べる。例えば、「ルーフ先端からフロントのウインドシールド、そして前輪まで走るライン。また、全長に対するホイールベースとオーバーハングのバランスなど、新型レンジローバーのデザインチームはまさに完璧なバランスを持ったプロポーションを完成させたと自負しています」とする。

さらに、「新型レンジローバーはとても大きな存在感を放ちますが、実際のサイズは、例えば全長ではアウディ『A8』よりも短く、より『A6』に近いといえます。車両のマスとしてはメルセデス『GLクラス』に近いと思いますし、同様の存在感があると思いますが、全長では新型レンジローバーは10cm以上も短いのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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