米国の自動車大手、GMの高級車ブランド、キャデラックが1月15日、デトロイトモーターショー13でワールドプレミアする新型車、『ELR』。実車の発表を前に、同車のテストカーの姿が公開された。
これは1月8日、キャデラックが公表したもの。米国の南カリフォルニアで公道テストを行うELRのプロトタイプ車の姿を紹介。発表前のため、車体には厳重なカモフラージュが施されている。
ELRは、キャデラックの新たなラグジュアリークーペ。キャデラック初の市販プラグインハイブリッド車(PHV)であり、そのシステムには、シボレー『ボルト』の「エクステンディットレンジエレクトリックビークル」(航続距離延長EV)技術が応用される。
現時点でキャデラックは、ELRの詳細を明らかにしていない。ただしデザインは、2009年のデトロイトモーターショー09に出品したコンセプトカー、『コンバージ』がモチーフだ。
キャデラックELRのチーフエンジニア、クリス・トマソン氏は、「キャデラックの顧客は、ELRの個性を満喫できるだろう。我々は高級車、そして電動化技術搭載車の概念を変えようとしている」とコメントしている。